日本は「ひとり宿泊」の選択肢が豊富
日本ほど一人旅行者向けの宿泊施設が充実している国は珍しいです。超安価なドミトリーから、大浴場付きのビジネスホテル、さらには漫画喫茶やネットカフェまで——予算と気分に合わせて選べます。
カプセルホテル
カプセルホテルとは
縦約1m×横約2m×高さ約1mのカプセル型ベッドが並ぶ、日本発祥のユニークな宿泊施設。テレビ、コンセント、ライトが備え付けで、共用のシャワー・トイレ・ロッカーを使います。
料金相場
東京:2,500〜5,000円/泊、大阪:2,000〜4,000円/泊、京都:3,000〜5,000円/泊
おすすめチェーン
ナインアワーズ(9h)——スタイリッシュなデザイナーズカプセル。新宿、京都、成田空港など主要拠点に展開。清潔感抜群、シャワーにシャンプー・ボディソープ完備。3,500円〜。
ファーストキャビン——飛行機のファーストクラスをイメージしたカプセル。通常のカプセルより広め。4,000円〜。
安心お宿——カプセルホテルに大浴場・サウナ・漫画コーナーが付いた複合施設。新橋、新宿、秋葉原など。3,000円〜。
カプセルホテルのマナー
カプセル内での電話や動画視聴(音出し)は厳禁。イヤホン必須。カプセルのカーテンやブラインドはしっかり閉める。深夜のロッカー開閉やビニール袋のガサガサ音にも注意。貴重品はロッカーに。
ゲストハウス・ホステル
ドミトリー vs 個室
ドミトリー(相部屋)——2段ベッドが並ぶ共用部屋。1泊2,000〜3,500円。他の旅行者と交流できるのが最大のメリット。男女別と男女混合があるので予約時に確認を。
個室——プライベート空間が確保できる。1泊4,000〜8,000円。ドミトリーの喧騒が苦手な方に。
おすすめチェーン
K’s House——日本最大級のゲストハウスチェーン。京都、東京、箱根、高山、広島など全国展開。清潔で設備が充実、スタッフが親切。ドミトリー2,500円〜。
Piece Hostel——京都と三条に展開するデザイナーズホステル。おしゃれな共用スペースとキッチン。ドミトリー2,800円〜。
UNPLAN——新宿、渋谷に展開。バー併設で夜の交流が楽しい。ドミトリー3,000円〜。
ビジネスホテル
特徴
個室・バストイレ付き・テレビ・Wi-Fi完備の日本式ホテル。一人旅行者に最も人気の宿泊形態。チェーン展開が多く、品質が安定しています。
おすすめチェーン
東横イン(東横INN)——日本最大級のビジネスホテルチェーン。全国330拠点以上。朝食無料、価格統一で安心。シングル5,000〜8,000円。
アパホテル(APA Hotel)——コスパ重視。部屋はコンパクトだが清潔。大浴場付きの施設も増加中。4,500〜9,000円。
ドーミーイン——天然温泉大浴場付きが売り。夜鳴きそば(ラーメン)無料サービスが名物。ひとり旅の疲れを温泉で癒せる最高の選択肢。6,000〜12,000円。
スーパーホテル——健康をテーマにしたホテル。天然温泉、有機JAS認定野菜の朝食付き。5,000〜8,000円。
漫画喫茶・ネットカフェ
終電を逃した時や超節約旅の味方。
快活CLUB——全国最大手。フラットシート(横になれる個室)のナイトパック(8時間1,580円〜)で仮眠。シャワー室あり、ドリンクバー無料、漫画・雑誌読み放題。鍵付き個室「鍵付防音」タイプもあり。
注意:正式な宿泊施設ではないため、快適さはホテルに劣ります。荷物の管理にも注意。
旅館(ひとり泊)
「旅館は二人以上」というイメージがありますが、近年はひとり旅需要の増加で「おひとりさまプラン」を設ける旅館が増えています。
予約サイト「一休.com」や「じゃらん」で「一人旅」フィルターを使うと、ひとり宿泊OKの旅館が見つかります。1泊2食付きで10,000〜30,000円が相場。温泉旅館でのひとり時間は贅沢そのものです。
予約サイト比較
Booking.com——外国語対応が充実。キャンセル無料プランが多い。海外からの予約に便利。
じゃらんnet——日本最大級。ポイント還元率が高く、旅館・ホテルの掲載数が豊富。日本語のみ。
楽天トラベル——楽天ポイントが貯まる。ビジネスホテルの掲載が充実。
Hostelworld——ゲストハウス・ホステル専門。レビューが充実。英語。
予約は早めが鉄則。特に桜(3〜4月)・紅葉(11月)・年末年始・GW・お盆は1〜2ヶ月前に埋まります。
宿泊費を節約するコツ
平日泊は土日の半額以下になることも。連泊割引を活用。早朝チェックインや深夜チェックインの割引プラン。漫画喫茶と交互に使って宿泊費を分散。荷物はコインロッカー(400〜800円/回)に預けて身軽に。
日本の宿泊施設はどのランクでも清潔で安全。予算に合わせて、自分に最適な宿を見つけてください。

